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2019.01.20LIDET

恒例の鈴木健氏による大会見所後編
1.30 越中詩郎デビュー40th記念大会「侍祭り」
④忘れじのドラゴンボンバーズ…藤波参戦!
橋本真也&三沢光晴の遺伝子と強力トリオ結成

恒例となった鈴木健氏による大会見どころ解説後編!!

「忘れじのドラゴンボンバーズ…藤波参戦!
橋本真也&三沢光晴の遺伝子と強力トリオ結成」

セミファイナル
THE ART OF BATTLE(30分1本勝負)
藤波辰爾&佐藤耕平&潮﨑豪vsNOSAWA論外&MAZADA&KAZMA SAKAMOTO


越中詩郎の40年に渡るプロレスラーとしてのキャリアの中で、
藤波辰爾(ドラディション)は欠かすことのできない存在の一人となる。
1990年に藤波は「ドラゴンボンバーズ」の設立を発表。
これはリング上におけるユニットとは違う、団体内別ブランドの走りだった。
獣神サンダー・ライガー、飯塚孝之(現・高史)、ブラック・キャットらとともに、越中もそのメンバーへ名を連ねた。

時代が早すぎたか、このドラゴンボンバーズは具体的な活動へ至らぬうちにとん挫してしまったが、
それを叩き台にして自主興行「無我」がスタートする。
また、椎間板ヘルニアにより長期欠場を強いられていた藤波が、
1年3ヵ月ぶりの復帰戦(1990年9月30日、横浜アリーナにおけるエキシビションマッチ。
この日より辰巳から辰爾に改名)をおこなった時の相手を務めたのも越中だった。

その後は越中が反選手会同盟→平成維震軍として活動するようになったため別々の道を歩むことになったが、ジュニアヘビー級からヘビーへ踏み込む時期、越中のそばに藤波の存在があったことになる。
それはかつて飛龍も通ってきた行程だった。

藤波にとっても、今大会への参戦は感慨深いものがあるはず。
そのパートナーを務めるのはZERO1の鬼武者・佐藤耕平と
プロレスリング・ノアの豪腕・潮﨑豪というのも、ここでしか見られぬトリオだろう。

藤波と耕平は過去に2度対戦経験があるが
(2006年の新日本1・4東京ドーム、長州力&〇耕平&宇和野貴史&佐々木義人&神風&関本大介vs藤波&西村修&飯塚&矢野通&後藤洋央紀&長尾浩志●。2008年の蝶野正洋プロデュース「PREMIUM」6・27後楽園ホール、藤波&〇大森隆男vs越中&耕平●)、
チームを結成するのは初。
藤波と潮﨑も2007年のノア9・9日本武道館で一度だけ対戦している(藤波&〇西村vs三沢光晴&潮﨑●)ものの組むのは初めてだ。
橋本真也の流れを汲む耕平が藤波と組み、全日本プロレスの若手時代に越中が切磋琢磨した三沢の弟子にあたる潮﨑が同じコーナーへ立つ。
それまでの過程をたどると、なんらかの形でつながる。

重いキックと破壊力抜群のエルボー、地殻を切り裂くようなパイルドライバーと、
一つひとつの技がとてつもない説得力にあふれている耕平。
その上、プロレス界の帝王・髙山善廣がリングを離れている中で
“エベレスト”と呼んで差し支えないジャーマン・スープレックス・ホールドまで放つのだから、勢いに乗ったら誰も手がつけられない。

そこに豪腕からサク裂させるバックハンドチョップ、ラリアットを得意とする潮﨑が加わるのだから、
藤波としては頼もしいことこの上ないだろう。
昨秋にノアで開催されたシングルリーグ戦「グローバル・リーグ2018」では
ZERO1からエントリーされた耕平だったが、
潮﨑とは別ブロックだったため直接対決は実現しなかった。
ただ、同じく昨年の小橋建太プロデュース「Fortune Dream 5」において
6人タッグで対戦しており(〇潮﨑&火野裕士&ゼウスvs齋藤彰俊●&中嶋勝彦&耕平)、
チームを結成するにあたっての心理状態がどうなるかというのはフタを開けてみるまでわからない。

そんな強力トリオの相手はクセ者揃い。
東京愚連隊として鉄壁のチームワークを誇るNOSAWA論外&MAZADAに、
フリーとしてさまざまな団体を流浪するKAZMA SAKAMOTOが加わったトリオは、
純正・愚連隊とはまた違った味を醸し出すだろう。
NOSAWAとKAZMAはWRESTLE-1で「リアル・デスペラード」として活動をともにしていた時期があり、
また現在のKAZMAはノアのリングでは「フーリガンズ」、
ドラゴンゲートでは「RED」(リアル・エクストリーム・ディフュージョン)として活動している。
つまり、上がるリングごとにあらゆるユニットのカラーに対応でき、なおかつ戦力となっていることを意味する。

ノアのリングで顔を合わせている潮﨑のことは熟知しているだろうし、
硬軟使い分けた揺さぶりで相手のペースをかき乱した上で
NOSAWA&MAZADAにつなげば、藤波組も足元をすくわれる可能性が高まる。
むしろ、トリオとしてのバランスで言うならNOSAWA組の方が上回っていると考えた方がいい。

そんな幾重にも張り巡らされた包囲網を前に、藤波組は攻略を狙う。
かつての盟友の記念興行で奮闘する飛龍の姿に、ドラゴンボンバーズの幻影は現出するか――。

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